レオパードゲッコー(レオパ)は、夜行性のため光を好まず、自然な温度調節が重要な爬虫類です。
冬場や寒い環境での飼育には適切な保温器具が欠かせません。
今回は、レオパにおすすめの保温球を3種類紹介し、使い方と安全な設置方法について解説します。
この記事でわかること:
- レオパに適した保温球の種類と特徴
- 保温球の設置方法と安全な使い方
- パネルヒーターとの併用による温度管理のポイント
レオパのライトは必要?
レオパは夜行性のため、通常の明るいライトは不要です。
しかし、日中と夜間の温度調節や夜間の保温には、赤外線タイプの保温球が最適です。
以下では昼夜兼用可能な保温球を紹介します。
レオパ 保温球のおすすめ3選
GEX EXOTERRA ヒートグロー 赤外線スポットランプ 50W PT2141
ヒートグローは昼夜兼用で使える赤外線保温球で、生体には見えにくい赤い光を照射するため、夜間もレオパが安心して過ごせます。
- 特徴:赤外線照射、昼夜兼用、E26口金
- 価格:約1,500円
- 使用方法:ケージ内の一部に設置して、温度差を作ることでレオパが体温調整できる環境を提供します。
- 注意点:霧吹きや水が直接かからないように設置してください。
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散光型 ナイトグロー ムーンライトランプ 75W(青)
ナイトグローは青い光で月光を再現し、夜行性のレオパに自然に近い環境を提供します。
高熱が発生しないので、レオパが触れても火傷しにくいのも特徴です。
- 特徴:夜用、散光型、青い光、E26口金
- 価格:約1,700円(2個セット)
- 使用方法:ケージの上部に設置して夜間のみ点灯させ、温度調節用のサーモスタットと合わせて使用すると効果的です。
DXTECHPRO セラミックヒーター 100W 無発光
無発光のセラミックヒーターは、赤外線放射で温度を保つ保温球です。
昼夜兼用で利用でき、レオパの活動サイクルを妨げないため、夜行性のレオパに適しています。
- 特徴:赤外線、無発光、爆発防止設計、E26口金
- 価格:約1,800円(2個セット)
- 使用方法:ケージ内の一部に設置し、サーモスタットで温度管理を行いながら昼夜通して使用可能です。
- 注意点:非常に高温になるため、レオパが直接触れない位置に設置してください。
レオパ 保温球の付け方と注意点
保温球を設置する際には、以下のポイントに気をつけましょう。
ケージの上部に設置
保温球はケージの上部に取り付け、ケージの一部分だけを暖めるように設置します。
ケージ全体が温まらないよう、温度差をつけることで、レオパが自分で快適な場所を選べます。
霧吹きと水に注意
保温球は水に弱く、霧吹きなどで水がかかると破損の原因になります。
ケージ内で水分補給を行う際は、保温球の位置に気をつけましょう。
温度の過剰上昇を防ぐ
生体がやけどを負わないよう、サーモスタットで温度管理を行い、必要に応じてシェルターを用意して温度の逃げ場を確保します。
パネルヒーターもおすすめ
レオパは体を冷やしすぎると消化不良や拒食の原因になります。
保温球とパネルヒーターを併用することで、さらに快適な温度管理が可能です。
おすすめのパネルヒーター
- ジェックス レプタイルヒート XS
底面からケージを温め、レオパが腹部を暖めることができます。夜行性のレオパにぴったりで、ケージの1/3程度に敷くことで温度勾配を作り出せます。 - サーモスタットとの併用推奨
パネルヒーターは、温度調整ができるサーモスタットと接続して使用することで、常に最適な温度を保ち、レオパの快適な住環境を整えられます。
まとめ
レオパードゲッコーにとって、適切な保温環境は非常に重要です。
昼夜兼用の保温球や、無発光のセラミックヒーターで温度を安定させ、必要に応じてパネルヒーターとサーモスタットを併用することで、快適な温度管理が可能になります。
今回ご紹介した保温球やパネルヒーターを参考に、レオパが健康に過ごせる環境を整えてあげましょう!
参考になった方は、ぜひコメントを!