ニホントカゲを飼い始めた方の中には、「ダンゴムシってエサになるの?」と疑問を持つ方も多いでしょう。
この記事では、ニホントカゲの食性と、ダンゴムシをはじめとしたさまざまなエサについて、飼育経験や事実をもとにわかりやすく解説します。
信頼できる情報で、誤った知識に惑わされず、健やかなトカゲライフをサポートします。
この記事を読むと、以下のことがわかります:
- ニホントカゲがダンゴムシを食べるかどうか
- 家にあるもので代用できるエサの有無
- 栄養価が高くおすすめな餌ランキング
- エサを食べないときの対処法
ダンゴムシはニホントカゲの餌になるのか?
野菜は与えても大丈夫?
ニホントカゲは基本的に肉食性が強く、野菜や果物は食べません。
稀に食べたという情報もありますが、それはエサに付着したものを舐めただけの場合が多く、野菜自体を主食とするのは不適切です。
ダンゴムシを食べるって本当?
ダンゴムシは一見身近なエサに見えますが、実際にはニホントカゲが好んで食べることはありません。
空腹時にかじることはありますが、消化が悪く、栄養価も低いため主食には不向きです。
アリは食べても問題ない?
アリも身近に見つかる昆虫ですが、ニホントカゲはほとんどの場合、アリを食べません。
刺激物質を持つ種類も多く、誤って与えると逆効果になることもあります。
餌を食べないときはどうする?
環境の変化やストレスが原因で、エサを食べない場合があります。
特に捕獲直後の野生個体は慣れるまで1週間以上かかることも。温度や光環境も整えて観察を続けましょう。
ニホントカゲがよく食べるおすすめ餌

家にあるもので代用できる餌は?
基本的に家にある食材(野菜、果物、米など)は適していません。
ただし「かつおぶし」を粉末にして少量与えると、タンパク源として補助的に使えます。
主食ではなく、緊急用として考えましょう。
かつおぶしを与えるときの注意点
かつおぶしはカルシウムやタンパク質が豊富で、粉末にしてふりかけることで、ミルワームなどと併用して栄養バランスを整えるのに使えます。
ただし、味に慣れてしまうと他のエサを食べなくなる危険性があるため、少量が基本です。
昆虫ゼリーは使える?
最近では爬虫類専用の昆虫ゼリーも市販されており、ミネラルやカルシウムを補える便利なアイテムです。
ピンセット給餌に慣れた個体には特に有効です。
ニホントカゲに人気の餌トップ3
- ミルワーム:食いつき最強、入手も容易
- レオパゲル:栄養価が高く、嗜好性も◎
- コオロギ:野生に近い食性を再現
この3つをローテーションして与えるのが、栄養面でも理想的です。
まとめ|ニホントカゲに適した餌とは
- ダンゴムシは基本的に食べない
- 野菜や果物は食べない
- アリも餌には向かない
- ミルワームは初期の定番エサ
- レオパゲルは栄養面で優秀
- コオロギは自然に近い餌
- ワラジムシは嗜好性に個体差あり
- かつおぶしは補助エサになる
- 昆虫ゼリーは栄養補助に適する
- 餌を食べない原因は環境やストレス
- ピンセット給餌に慣れさせると便利
- 捕まえてすぐは食べない場合もある
- 餌のローテーションが健康維持に有効
- 市販餌も比較して選ぶのがポイント
- 食いつきの良い餌を見極めよう
ニホントカゲの餌選びは慎重に、そしてバリエーションを持たせることが健康維持に直結します。
安定して与えられる餌を把握し、無理のない飼育を心がけましょう。
参考になった方は、ぜひコメントを!