ニホントカゲは、日本に広く分布する身近な爬虫類で、初心者でも比較的飼いやすいトカゲです。
この記事では、ニホントカゲの飼育に必要なものや環境づくり、餌の与え方まで詳しく解説します。
初めての方でも安心して飼育を始められるように、分かりやすくご紹介します。
この記事で分かること:
- ニホントカゲ飼育に必要な基本アイテム
- 屋外・屋内それぞれの飼育環境の作り方
- 餌やりのポイントとおすすめの餌
- 飼育初心者が注意すべきポイント
目次
ニホントカゲとはどんなトカゲ?
ニホントカゲは、体長15〜20cm程度の小型爬虫類で、幼体の時には鮮やかな青い尻尾を持つのが特徴です。
成長すると体色が茶褐色に変わります。
日光浴が好きな変温動物で、昆虫などの小さな生き物を主に食べます。
ニホントカゲの飼育に必要な基本アイテム
屋外飼育の場合
- プラスチックケース(なるべく大きめ)
- 床材(黒土、腐葉土、ヤシガラなど)
- 水入れ・餌入れ
- シェルター(隠れ家として)
- 脱走防止用ネット
- 日除け用の板やシート
屋内飼育の場合
屋外飼育の道具に加えて以下を用意します:
- ガラスケージ(横開きが便利)
- 紫外線ライト(UVBライト)
- ヒーター(25℃前後を保つ)
- バスキングライト(35〜40℃のホットスポットを作る)
- サーモスタット(温度管理)
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飼育レイアウトのポイント
ニホントカゲは隠れるのが好きなので、シェルターや流木、石などを用意し、落ち着ける場所を作ってあげましょう。
床材は潜れる程度の深さ(4cm程度)にすると快適です。
温度と湿度の管理方法
飼育環境は、
- 温度:25〜30℃
- バスキングスポット:35〜40℃
- 湿度:40〜60% が理想です。湿度は霧吹きや水入れで調整しましょう。
ニホントカゲの餌の与え方

餌の種類
- コオロギ、ミルワーム、クモ、イモムシなど
- 冷凍コオロギや人工飼料も一部の個体は食べる
餌やりの頻度
- 2〜3日に1回
- 1回あたり2〜3匹の虫が目安
栄養バランスを整えるためにカルシウム剤を添加するのもおすすめです。
ニホントカゲ飼育初心者への注意点
- 複数飼育は基本的に非推奨。特にオス同士はケンカしやすい。
- 日々の掃除を忘れず、清潔を保つ。
- バスキングライトや紫外線ライトの消し忘れや過熱に注意。
まとめ
ニホントカゲの飼育は、適切な道具と環境さえ整えれば初心者でも十分楽しめるものです。
青く輝く尻尾や素早い動き、日光浴をする姿など、観察しているだけで癒されます。
しっかりと準備をして、可愛らしいニホントカゲとの生活を楽しみましょう!
参考になった方は、ぜひコメントを!