レオパードゲッコー(ヒョウモントカゲモドキ)は、初めての爬虫類飼育におすすめとされることが多いですが、実際には「飼い始めてから後悔した」という声も少なくありません。
この記事では、初心者が陥りやすいレオパ飼育の難しさや注意点について解説します。
この記事を参考に、レオパの飼育を楽しむための準備を整えていきましょう。
この記事で分かること:
- レオパ飼育で難しいと感じるポイント
- 初心者が注意すべきレオパ飼育の基本
- 必要な飼育セットと費用の目安
- レオパの基本の飼育環境とおすすめの餌
レオパードゲッコーを飼う前に知っておきたいこと
レオパードゲッコーは「飼いやすい」と言われることが多いですが、実際には独自の特徴や必要な設備があり、事前の理解が大切です。
飼いやすいけれど注意が必要なレオパの特徴
レオパの飼いやすさの理由には以下のような点が挙げられます
- 比較的小型で、30〜45cmのケージがあれば飼育が可能
- 活発で観察が楽しく、手のひらサイズでハンドリングしやすい
- 人工飼料も利用でき、餌やりが簡単
しかし、こうした魅力とともに初心者が注意するべき点もあります
レオパの飼育で「後悔しない」ために確認するべきこと
1. レオパードゲッコーは完全肉食
野生では昆虫を主食とするレオパは、キャベツなどの野菜や果物は食べません。
飼育下では、以下の餌が主な選択肢です
- 生き餌:コオロギ、ミルワーム、デュビア(ゴキブリの一種)
- 人工フード:虫由来の成分が入った専用の人工飼料(昆虫が苦手な方は人工フードに慣れているレオパを選びましょう)
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2. 拒食を起こしやすい
特にレオパはストレスや環境の変化で「拒食」を起こすことがあります。
拒食が続く場合には、温度・湿度などの環境やストレスの原因を見直し、改善しましょう!
3. 環境温度・湿度の管理が必要
レオパの生息地に近い環境を再現するために、飼育ケージ内の温度と湿度を適切に管理する必要があります。
ケージ内温度は昼間は28〜32度、夜間は20〜24度、湿度は40〜50%が目安です。
4. 脱皮不全に注意
レオパは成長に伴い脱皮をしますが、湿度が足りないと脱皮不全が起きやすくなります。
特に尾や指に皮が残りやすいため、脱皮直後は湿度管理を徹底しましょう!
レオパ飼育の費用目安と準備するべきもの
レオパ飼育にかかる初期費用と毎月の費用の目安を以下にまとめます。
レオパは高額な品種も多いため、購入するモルフによってはさらに費用がかかることがあります
項目 | 費用目安 | 内容 |
---|---|---|
本体価格 | 5,000円〜30,000円 | 人気のモルフは価格が高め |
飼育ケージ | 5,000円〜15,000円 | レオパのサイズに合わせて選ぶ |
パネルヒーター | 3,000円〜5,000円 | ケージの温度管理に必須 |
床材 | 1,000円〜2,000円 | ソイルや砂を使用するのが一般的 |
餌代(月額) | 500円〜2,000円 | 人工フードか生き餌によって変動 |
必要な飼育アイテム一覧
- ケージ:基本的には30〜45cmの広さ
- パネルヒーター:床下に敷いてケージ内の温度を一定に保つ
- 床材:ケージの底に敷くソイル、ペーパーなど
- 水入れ:常に清潔な水を用意
- シェルター:レオパが隠れられる場所
レオパの餌の種類とおすすめ
レオパにおすすめの餌の選び方
レオパに与える餌にはいくつかの種類があります。以下のような餌が推奨されます
- 生き餌:新鮮なコオロギやミルワームは栄養が高く、食いつきも良い
- 人工フード:虫由来の成分が入っており、栄養バランスが整っている
- カルシウム剤:生き餌や人工フードにまぶして与えることで骨の健康を維持
昆虫が苦手な方は、レオパが人工フードを受け入れているか確認してから購入すると良いでしょう
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レオパの飼育環境:温度・湿度管理と注意点
レオパの健康を維持するためには、温度と湿度の管理がとても重要です
- 昼間の温度:28〜32度
- 夜間の温度:20〜24度
- 湿度:40〜50%(特に脱皮前後は湿度をやや高めに保つ)
温度管理のアイテム
パネルヒーターや暖房器具で、ケージ内を適温に保ちましょう。
冬場は特に室温が下がりやすいため、パネルヒーターをケージの半面に敷いて温度を調整します
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まとめ
レオパードゲッコーの飼育には基礎的な知識と温湿度の管理が重要です。
最適な環境を整え、毎日の観察や餌やりを楽しみながらレオパの健康を見守りましょう。
初心者でもポイントを押さえれば、長期間安心して飼育が続けられるはずです。
レオパの魅力と一緒に充実した飼育生活を始めてみてください!
参考になった方は、ぜひコメントを!